物件選び2025.12.07約8分で読めます

中古物件の内覧で見落としがちなポイント

プロが必ずチェックする箇所とは

中古物件の内覧

中古物件の内覧は、購入を決める上で最も重要なステップです。しかし、限られた時間の中で、 素人では見落としがちなポイントがたくさんあります。この記事では、プロの不動産担当者が 必ずチェックする箇所を詳しく解説します。

内覧前の準備

内覧を有意義なものにするためには、事前の準備が欠かせません。 以下のものを用意して内覧に臨みましょう。

内覧時の持ち物チェックリスト

メジャー(5m以上)
スマートフォン(写真・動画撮影用)
方位磁石アプリ
懐中電灯
間取り図のコピー
チェックリスト
筆記用具
水平器アプリ

水回りのチェックポイント

水回りは、リノベーション費用に大きく影響する重要なポイントです。 特に以下の点を入念にチェックしましょう。

キッチン

  • 排水の流れ

    蛇口を開けて、排水がスムーズに流れるか確認。ゴボゴボ音がする場合は配管の詰まりの可能性

  • シンク下の状態

    カビ、水染み、異臭がないか。配管の接続部分に水漏れの跡がないか

  • 給湯器の状態

    お湯が出るまでの時間、温度調節の効き具合、異音がないか

浴室・洗面所

  • タイルの状態

    ひび割れ、目地の劣化、浮きがないか。タイルを軽く叩いて空洞音がしないか

  • 換気扇の動作

    異音、振動がないか。ティッシュを近づけて吸い込み具合を確認

  • カビの発生状況

    天井、壁、コーキング部分のカビ。根深いカビは除去が困難

トイレ

  • 便器と床の接合部

    水染み、変色がないか。ぐらつきがないか

  • タンク内の状態

    水漏れ、部品の劣化がないか。フタを開けて確認

構造・躯体のチェックポイント

建物の構造に関わる部分は、後から修繕するのが困難で費用も高額になります。 以下の点を必ず確認しましょう。

チェック箇所確認ポイント問題がある場合
壁のひび割れヘアクラック(髪の毛程度)か、構造クラック(0.3mm以上)か構造クラックは専門家の診断が必要
床の傾きビー玉を転がして確認。水平器アプリも活用6/1000以上の傾きは要注意
天井のシミ雨漏りの跡、結露の跡を確認上階からの漏水の可能性
窓枠の状態結露の跡、カビ、木部の腐食断熱性能の低下を示唆
建具の動きドア、窓の開閉がスムーズか建物の歪みの可能性

LIFIXのポイント

LIFIXでは、内覧時に建築士や宅建士が同行し、専門的な視点から物件をチェックします。 構造に関する不安点があれば、その場で詳しく解説し、リノベーション時の対応策もご提案します。

換気・通風・日当たり

住み心地に直結する換気・通風・日当たりは、写真では分からない重要なポイントです。

日当たりの確認

  • • 内覧は晴れた日の午前中がベスト
  • • 各部屋の窓の向きを方位磁石で確認
  • • 周囲の建物による日影の影響
  • • 冬至の日照時間をシミュレーション
  • • バルコニーの向きと広さ

通風の確認

  • • 窓を開けて風の通り道を確認
  • • 対角線上に窓があるか
  • • 24時間換気システムの有無
  • • 換気扇の位置と数
  • • 北側の部屋の湿気対策

時間帯を変えて複数回内覧を

可能であれば、朝・昼・夕方と時間帯を変えて内覧することをおすすめします。 日当たりの変化、周辺の騒音レベル、通勤時間帯の混雑状況など、 時間帯によって印象が大きく変わることがあります。

共用部分のチェック(マンションの場合)

マンションの場合、共用部分の管理状態は建物全体の資産価値に影響します。

エントランス・廊下

良い状態の目安

  • • 清掃が行き届いている
  • • 照明が明るく点灯している
  • • 掲示物が整理されている
  • • 植栽が手入れされている

注意すべき状態

  • • ゴミや私物が放置されている
  • • 照明が切れたまま
  • • 壁や床の汚れが目立つ
  • • 自転車が乱雑に置かれている

ゴミ置き場・駐輪場

住民のマナーや管理組合の機能を判断する重要なポイントです。

  • ゴミの分別ルールが守られているか
  • 収集日以外にゴミが出されていないか
  • 駐輪場に空きがあるか
  • 放置自転車がないか

掲示板の内容

掲示板には管理組合の活動状況や建物の問題点が表れています。

  • 総会の開催案内や議事録
  • 修繕工事のお知らせ
  • 騒音やマナーに関する注意喚起
  • 設備点検の予定

周辺環境のチェック

物件だけでなく、周辺環境も住み心地を左右する重要な要素です。

項目確認ポイント
騒音幹線道路、線路、学校、工場などからの音
臭い飲食店、工場、ゴミ処理施設などからの臭い
治安夜間の明るさ、人通り、交番の位置
生活利便施設スーパー、コンビニ、病院、銀行までの距離
ハザードマップ洪水、土砂災害、津波のリスク

よくある質問

Q. 内覧は何回くらい行くべきですか?

最低2回、できれば3回以上をおすすめします。1回目は全体の印象を確認し、 2回目以降で細かい部分をチェックします。時間帯を変えて訪問すると、 日当たりや騒音の変化も分かります。

Q. 内覧時に写真や動画を撮っても良いですか?

基本的には撮影可能ですが、事前に不動産会社に確認しましょう。 居住中の物件の場合は、売主の許可が必要です。 撮影する際は、後で見返しやすいように部屋ごとに整理して撮影することをおすすめします。

Q. 内覧で気になる点があった場合、どうすれば良いですか?

気になる点は遠慮なく質問しましょう。構造に関する問題であれば、 専門家(建築士やホームインスペクター)による診断を依頼することも可能です。 LIFIXでは、内覧時に専門スタッフが同行し、その場で疑問にお答えします。

プロと一緒に内覧しませんか?

LIFIXでは、建築士・宅建士が内覧に同行し、専門的な視点から物件をチェックします。 リノベーション前提での物件選びをサポートします。