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豆知識 2026.01.18 4分

【豆知識】壁を叩けば分かる?構造壁の見分け方

建築士

こんにちは、建築士の林です。内覧に同行すると、お客様からよく聞かれる質問があります。 「この壁、取れますか?」今日は、内覧時に使える簡単なチェック方法をお教えします。

まずは「叩いてみる」

一番シンプルな方法は、壁を軽く叩いてみることです。 音の違いで、ある程度の判断ができます。

🔊 コンコン(軽い音)

中が空洞=間仕切り壁の可能性が高い
→ 撤去できる可能性あり

🔊 ゴツゴツ(重い音)

コンクリートや構造材が入っている
→ 撤去は難しい

⚠️ 注意点

ただし、これはあくまで「目安」です。軽い音がしても、 中に配管や電気配線が通っていて撤去が難しい場合もあります。 最終的な判断は、必ず専門家に確認してください。

図面があれば一発で分かる

マンションの場合、管理組合に「竣工図面」が保管されていることが多いです。 図面を見れば、構造壁(躯体壁)と間仕切り壁の区別は一目瞭然。

図面の見方

  • 1

    太い実線で描かれた壁

    = 構造壁(コンクリート)。絶対に撤去できません。

  • 2

    細い線や二重線で描かれた壁

    = 間仕切り壁。撤去できる可能性が高いです。

  • 3

    PS(パイプスペース)の表記

    = 配管が通っている場所。移動は基本的にできません。

「ラーメン構造」と「壁式構造」

マンションの構造には大きく2種類あります。 これを知っておくと、リノベーションの自由度が分かります。

🏢 ラーメン構造

柱と梁で建物を支える構造。室内の壁のほとんどが間仕切り壁なので、間取り変更の自由度が高い

※ 中高層マンションに多い

🏠 壁式構造

壁で建物を支える構造。室内の壁も構造壁であることが多く、間取り変更に制限がある

※ 5階建て以下の低層マンションに多い

💡 鈴木のワンポイント

「壁式構造だからリノベできない」というわけではありません。 構造壁を活かしたデザインや、壁を残しながらも開放感を出す工夫など、 プロならではの提案ができます。諦める前に、ぜひご相談ください。

内覧時にチェックしておきたいポイント

  • 天井の梁の位置 - 梁が出ている場所は構造壁がある可能性大

  • 壁の厚み - ドア枠の厚みを見れば、壁の厚さが分かります

  • コンセントの位置 - 壁の中を配線が通っている証拠

  • 水回りの位置 - 配管の関係で移動に制限がある場合も

まとめ

壁を叩くだけでも、ある程度の判断はできます。 でも、「この壁を取りたい」という具体的なイメージがある方は、 ぜひ内覧に私たち専門家を同行させてください。 その場で「できる・できない」をお伝えできますよ。

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建築士が同行して、プロの目でチェックします。